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シリーズ『薬局の小道具』その4

今回の『薬局の小道具』は、これ↓ジャーン・・。 
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これは、その名も『錠剤粉砕機』・・・。なんのヒネリもありません。(ーー;)
名前通り、錠剤を砕いて粉状にする機械です。

硬い薬や散剤のない薬や嚥下困難な患者様の薬などが対象になります。
錠剤を乳鉢と乳棒で砕いて調剤するのは、非効率で、粉砕も細かくできません。

しかも、長期投薬で60日分などは、錠数が多くて手ではできません。
その時に、これが出番です。

まず、頭部の三角部分が受け皿になり、ここへ薬をいれます。
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そして、真ん中の胴体にセットして、スイッチオン。
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『ゴゴー、ゴゴー』っとものすごいミキサー音がして、数秒後には、薬が粉々になります。
これを、使う度に、『ここに指を入れたらもの凄い事になるぞ』と背筋を冷たくするのは、私だけ?(^_^;)

イメージ的には、コーヒーミルやフルーツを潰すミキサーと同じです。
(ひょっとして代用できるかも)

そして、粉砕された薬を散剤分包機で分包して終了です。

※ただし、薬剤によっては、粉砕できません。徐放性薬剤や特殊なコーティングを施された薬剤はできません。 粉砕は、医師の指示により行っています。
もし、薬が飲みにくい方は医師又は薬剤師に相談してください。

(富士さん)

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2008年01月22日 12:44に投稿されたエントリーのページです。

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