昨日は、夜から喘息治療薬の勉強会に行ってきました。
再度、吸入ステロイド剤の有用性を認識できました。
それと共に、薬剤師が患者様にうまく吸入して頂ける様に説明できているかも問われました。
ある奈良県下の病院薬剤師の発表では、患者様への吸入指導に熱心に取り組まれていました。
一見どこでもやっている様に思える事も、患者様へアンケートを取って自分達の仕事がきっちり
伝わっていて、有効に治療できているかの検証をされていました。
地味に見える吸入指導を通じて、吸入器の操作性、有効性、患者様の意識、医療費負担
などの視点から、薬剤師が関われる所に責任を持ったプロの仕事の様に思えました。
病気の治療は、日進月歩です。
私達医療人は、医療を提供しっぱなしにせずに、必ず検証と分析が必要です。
最先端の医療が目立つ中で、地味と思われがちな作業の中にも大切な事があるように思います。
さあ、今日からまた頑張ろう。
(富士さん)