pm1時30分頃…
薬局の待ち合いが1日のうちで一番込み合うこの時間。突然耳慣れぬ音が!!!
「びーー!びーー!びーー!」
誰も聞いた事のない音だが、明らかに非常事態を伝えるかのような音である。
薬局内は何事かと騒然となった。
音の発信源は火災報知機!!なんと薬局のどこかで火災が!!!
熱源を感知した場所に駆けつけてみると…そこには視界を遮る白い煙。その奥に人影がある。
・・・・・・・・・・その場所は給湯室だった。
そしてその煙の発生源は…ガス給湯器。そしてその煙の正体は・・・・・・・??
湯けむりぃ〜〜。
ガス給湯器の温度を最高温度でお湯を出したために、給湯室中に湯けむりが充満したためであった。
そこに電話が鳴り響く!
「セコムですが!火災が発生したのですか!?」
「!!!・・・・いえ!・・・・・あの〜・・・・・お湯が・・・・・。」
「えっ!?消防に通報しましょうか!?」
「いえいえ!!結構です!!!実は・・・お湯を沸かしすぎただけなんです・・・。」
「・・・・・・。では・・・大丈夫なんですね?」
「はい。お騒がせしました・・・・・。」
しかし、私たちにはもっと差し迫った問題が・・・・・。
「あのお・・・。この音・・・・どうにかなりませんか?」
その数分後、ようやく薬局内に静寂が訪れたのであった・・・・・。
そして給湯器を使った張本人。しばらくの間「換気扇回した?」「換気扇回した?」とえんえん聞かれる羽目におちいったのであった・・・・・・。
(さや)