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薬害

薬害C型肝炎問題をめぐり、政府は一律救済する法案の骨子を発表しました。
この法案には、国による被害の発生と拡大の責任を明記し、救済対象は国が決めるのではなく、
裁判所が判断するものとし、恒久法の制定となっています。

このように国に薬害肝炎問題で責任を認めさせたのは、原告団の方々の命をかけた活動が実ったものです。
原告団の皆様へ心から敬意を申し上げます。

私たち薬剤師は、薬害発生の最前線で従事しています。
日常の中から重大な問題や人権を感じるアンテナの感度を磨き、薬害の防波堤にならなければいけません。

そのために、私たち民医連薬剤師は、来年開催の第5回近畿地協中堅薬剤師研修会に薬害問題を
取り入れています。その中から、薬剤師の役割を見つめる機会にしたいと思っています。

薬害は救済で終わる事ではありません。国が薬害根絶を本気に進めなければいけません。
現在裁判中の薬害イレッサの早期解決に向けて国・製薬メーカーは真摯に取り組むべきです。

(富士さん)

コメント (1)

富士さん:

ご紹介ありがとうございました。
参考にさせて頂きます。
ついつい感情的になってしまう性格でして・・・。色んな視点で見ることを心がけます。

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2007年12月29日 09:21に投稿されたエントリーのページです。

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