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「インフルエンザ流行の兆し」

ここ2,3日は、寒い日が続いています。
大和高田市は、奈良盆地にあります。

この時期、二上山、葛城山、金剛山などの山々から吹き下ろす風が、
とっても「チ・ベ・タ・イ」

それと重なる様に、外来ではインフルエンザの患者様が増えてきています。
子供も大人も。

保育園や小学校の児童が多い様です。
流行の兆しです。

今の所、A型が多いですが、B型のインフルエンザの方もいました。

あおば薬局職員の家族にも感染者が出ています。
当然、薬局職員は、既にワクチン接種は済ましていますが、罹る時もありますね。

しかし、うちの薬剤師がインフルエンザでダウンする事は、非常に少ないのです。
予防接種をしているとはいえ・・・。

思うに、季節型インフルエンザは、新型と違ってパンデミック的な感染拡大がみられない。

徐々に患者様が増えてきて、あれ?・・・あれれ??・・・流行ってる???
と思っている間に流行の知らせが入る感じです。

この徐々にの間に、微妙に薬剤師の体にインフルエンザウィルスが入って、早い時期に抗体が出来ているかもと考えてしまう事もしばしば。

医療人ですから、手洗い・うがい、マスクと予防策は講じています。

意外と強い薬剤師!!

インフルエンザの様の症状(高熱・頭痛・関節痛など伴う咳・鼻水症状など)が出たら
すぐに医療機関で診てもらって下さいね。

現在は、検査キットがあり直ぐに結果が出ます。

抗インフルエンザウィルス剤もタミフルやリレンザ以外に、
手軽に吸入できるイナビルもあります。

基本的に、これらの薬剤も症状発症から48時間以内の使用ですから、早期治療が大切になってきます。

なので、「我慢」は禁物です。
出来れば家でゆっくり療養して下さい。

とにもかくにも「予防」が肝心。

手洗い・うがい・マスクですね。

あそうそう、夜更かしもダメですよ。
体力が落ちたら免疫力も低下して、感染しやすくなりますよ。

感染リスクの高い患者様(65歳以上の高齢者、呼吸器疾患、免疫疾患、糖尿病など)は、注意が必要です。

昭和生まれの私は、結局、最後には「気合だぁー」って思っちゃうんですよね。

これは、ダメダメ!!・・・ですね。

(富士さん)


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2012年01月20日 09:36に投稿されたエントリーのページです。

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