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2016年07月15日

連休は、勉強です。

この7月16〜18日の連休には、各地で学会が開催されています。

私も、行ってきます。
どこに?ですって。

ここです。↓↓↓
ファイルをダウンロード

日本小児難治性喘息・アレルギー疾患学会です。

あおば薬局にも、喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーの子供の患者さんが来られています。

そんな方と一緒に治療に向き合うために勉強してきます。

それと、他の薬剤師は、これにも参加してくれています。
↓↓↓
ファイルをダウンロード

そう、もうかなり大所帯になった日本在宅薬学会です。
あおば薬局の在宅訪問担当の薬剤師が参加します。
長年在宅医療に関わってきていますが、「これをしておけば大丈夫」なんてことないのです。

日々研鑽です。きっと多くの事を持ち帰って実践してくれることでしょう。

小児喘息・アレルギー疾患や在宅医療はもちろん、それ以外にも導尿病、高血圧、認知症、
禁煙などにも取り組んでおります。

ご心配事や悩み事、疑問などあれば遠慮なくお声かけください。

(富士さん)

2014年12月24日

「全職員研修」

先日、全職員対象の研修会を開催しました。

今年2回目となる「全職員研修会」です。

いつもは、4時間のところ5時間の長丁場になりました。

今回は、薬局スタッフ(薬剤師、事務)が、できる患者さんへの最良なサービスはなにか?
を考える機会となりました。

講師を東京から招き、講義&ワークッショップで行いました。

出来る限り患者さん目線で、求められるサービスの提供について考えました。

・薬剤師のスキルアップ、待ち時間、待合室の快適さ、接遇、市販薬の拡大、カウンセリング能力の向上、コミュニケーションスキルの向上、その他は、今までの課題として出てきていました。

それ以外の事でも
それが本当に患者さんにとっていものかどうか?
もっと別のサービスを求められていないか?
なだまだ

具体性を持たした形での討論になりました。
(このブログは具体的なものでなくてスミマセン・・・)

待ち時間が多くてご迷惑をお掛けしていますが
まだまだ私達がしなければならない事が具体的に見えてきました。

第2回の検討事項を踏まえて、第3回は、実践的な研修につなげていきたいです。

研修風景です。↓↓↓
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(富士さん)


2014年11月17日

第17回近畿薬剤師学術大会

昨日11月16日(日)第17回近畿薬剤師学術大会に

あおば薬局、みどり薬局の薬剤師8名が参加してきました。

第17回大会は、和歌山市で開催され、多くの薬剤師が集って、日常の取り組み成果を
発表し、情報の共有を行いました。

あおば薬局からも1演題発表しました。

在宅における多職種連携の取り組みでした。

在宅で薬物治療における様々な制約があり服薬困難な患者を薬剤師や医師、訪問看護師
ケアマネ、ヘルパーの方がと協力することで、患者様の意思を尊重しながら取り組んだ内容でした。

薬を飲むことを拒まれる中で、薬の数を最小限にし、その間様が飲みやすくするための創意工夫
などしながら、根気よく関わってくれた事に、感動しました。

決して、薬剤師だけで何もかも解決することはなく、むしろ解決できない事の方が多いか中で
その患者様に関わり続ける事を実践してくれました。

問題解決のために、多くの方々にも相談し、助けて頂いた事例でした。

嬉しかった事は「あおば薬局に行ったら何とかしてくれると言ってもらえるようになりたい」と
結んだ言葉でした。

多くの患者様・家族、多職種の方々と取り組む中で、医療人として大事な心を身に着けて
くれていると感じました。

とかく利益優先、コストカット優先のぎすぎすした社会の中で、暖かい心で接してくれて
いる薬剤師があおば薬局にいる事を誇りに思いました。

発表後の質問でも、血が通った熱い発表でしたとお褒め下さいました。

この言葉を胸に持ちつつ、今日も患者様の家へ行ってくれるのでしょう。

あおば薬局の薬剤師は、患者様、家族、多職種、地域住民の方々から多くのことを
学ばせて頂いています。

今後も、精進を重ねて一人でも多くの患者様に喜んでいただけるように
頑張っていきたいと思います。

その時の画像です。(ピンボケですみません)
↓↓↓
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それ以外にも本当に有意義な勉強になる演題発表が多数ありました。

和歌山医科大学附属病院の薬局と地域の保険薬局の患者さまへの吸入指導
の取り組みでは、医師から吸入指導依頼が患者様を通じて保険薬局に持ち込まれます。

その依頼を受けた薬剤師は、患者様に適切に吸入が出来るように指導を行います。
そして、指導報告を院内薬局へFAXし、それを見た病院薬剤師が、状態に合わせて
医師に報告、場合によっては薬の変更などを行っているそうです。

それを続ける事で患者様の吸入への理解が進んで、有効な治療と副作用の早期発見
に繋がっているそうです。

京都でも同じような吸入指導症例の発表がありました。

今は、医薬分業が進んでいますが、独りの患者様を支えるために病院薬剤師と
保険薬剤師が情報を共有し、協働した取り組みが必須となっていると感じました。

病院と保険薬局で働く薬剤師ですが、お互いに物事を見る「ものさし」が違っても、
意見を出し合って、まずは部分的な所でも「同じものさし」を持って取り組む姿勢に
尊敬の念を持ちました。本当に苦労があったんだろうなと容易に想像できます。

その他いろいろ勉強できました。

次回は、来年8月30・31日 神戸であるそうです。
また、行きます。

(富士さん)


(富士さん)

2014年11月11日

「案内係」

いやぁ〜、今回も3か月書き込みなしでした。(反省)

前回の投稿からいろんなことがありました。

その中の一つに「案内係」が薬局待合室に付きました。

今までは、来局して下さった患者様と職員は、カウンターで仕切られていました。

そのカウンターを超えて「案内係」を配置したことで、患者様のご要望やご説明や
空席のご案内などこまめにできるようになったかなと思います。

この案内係は、腕章を付けているので分かると思います。

何かご要望、ご質問、気分が悪い方、その他ありましたらお申し付けください。

(富士さん)

2014年07月30日

「薬局探検隊」

今日も朝からクマゼミが「ワシャワシャ」と鳴き、暑さと相まってクラっとめまいが起きそうです。

そんな中、昨日はかわいい探検者(訪問者)があおば薬局に来てくれました。

それは誰かと言うと。

薬局探検隊です。低学年の小学生が白衣を着てくれました。
近くにあるどんごこども診療所友の会主催の「病院探検隊」規格の一コマです。

あおば薬局も今年が初めての事で戸惑いもありましたが、がんばりました。

しかし、
もぅ・・・、かわいいのなんのって、この暑さもふっとぶ爽やかさ。

調剤機器の使い方やくすりの調剤の仕方などなど体験してもらいました。
それがこれ!!  ↓↓↓
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全体で15人程度が来てくれました。
薬局の中をゆっくり見る機会が無いちびっ子達には、全てが興味の対象に。

散剤分包機を使って、錠剤を模した物を使ってみたり、
赤、緑、青のかき氷シロップを量ってみたり、
軟膏混合機を使ってみたり

と色々体験してもらいました。

最後に、あおば薬局認定「こども薬剤師」証を発行してみんなに渡しました。
喜んでくれたかな??

漢字も入っていたので、読みにくかったかもしれませんね。
次回は、もう少しわかりやすくした方がいいかもしれないと反省。

この中から将来の薬剤師が出てくれたらうれしいですね。

「あおば薬局体験で薬剤師を目指しました」
なんて言ってくれたら、やりがいがあるってもんですね。

この結果は、10年後くらいかな??

私達も楽しいひと時を過ごさせて頂きました。

みんな、またおいでね。

(富士さん)

2014年06月07日

「薬剤師研修」

あおば薬局が所属する奈良民医連には、病院・診療所も加盟しています。

奈良県中和ブロックのこの医療機関での薬剤師の研修制度を作成しています。

奈良民医連中和ブロックで働く薬剤師は、病院・保険薬局など広いフィールドを活かした研修制度が可能となります。

薬ー薬連携、病・診ー薬連携などを経験できる仕組みです。

これからの医療・介護制度の流れから、病院だけでは完結しなくて、外来、在宅との連携が不可欠になります。

これから地域医療を守るためには、病院・保険薬局での相互経験が求められるのです。

総合的な視野を持ちながら幅広いフィールドで活躍する薬剤師を作りたい。

現在、その薬剤師研修要綱が出来上がろうとしています。
またその内にUPします。

(富士さん)

2013年12月26日

「就職説明会2015 その2」

今年も残すところあとわずかになってきました。

毎年この時期に、一年が早く過ぎると感じますね。
薬学生の皆さんも卒業試験や国家試験に向けて追い詰められている頃ではないでしょうか?

来年入社予定の6回生の二人も頑張っています。

さて、
(有)奈良保健共同企画では、次回就職説明会を下記の通り実施いたします。

********************************

日時:平成26年1月20日(土) 14時〜15時30分

場所:あおば薬局2F研修室
対象:現5・6回生 、既卒薬剤師
持ち物:筆記用具

スケジュール

13時半:受付開始
14時 :説明会開始
     企業説明、薬局説明など
     先輩薬剤師から一言
     施設見学、懇親など
15時半:終了

※内容は、都合により変更する場合があります。


*********************************

就職説明会は、将来の就職先とのミスマッチを無くす目的で行っています。
気軽に参加して下さい。

エントリーは、マイナビ2015、弊社ホームページ、電話等でお願いします。

スタッフ一同心よりお待ちしています。

人事担当 中村 一

2013年12月17日

「お気軽に!!」

さて、薬学生の就活は、スタートしましたが少し落ち着いてるのでしょうか?

「いやいや、色々説明会へエントリーしてますよ〜」と言う声も聞こえてきそうです。

(有)奈良保険共同企画の薬局見学や就職説明会へのエントリーがボチボチ入ってきています。

前回もお知らせしたように12月の就職説明会は、21日(土) 10時〜11時半で実施します。

薬局見学は、随時受け付けています。

今日17日(火)も薬局見学で薬学生さんが一人来て下さいます。
平日なら在宅訪問服薬指導に同行してもらえます。

奈良で勤務したいと考えている方は、何かのヒントになるかもです。

よろしく。

人事担当 中村

2013年11月27日

「もうすぐ就活スタート」

ブログが滞っている間に、9・10・11月の間、2名の薬学生が実務実習していました。

長かった様で短かったような・・・。

終わってみれば短かったと感じる毎年の実習期間であります。

さて、この薬学生たちの1就活が12月からスタートします。

奈良保健共同企画も来年1月にあおば薬局大福店が新規オープンを控えている関係で
薬剤師採用の募集も同時に開始します。

12月からマイナビの薬学生ナビから見れるので是非どうぞ!!

薬局見学や説明会までの流れを紹介します。

マイナビ2015からエントリー
       ↓
あおば薬局から薬局見学の日程返信
       ↓
あおば薬局見学、懇親
       ↓
   就職説明会
       ↓
    採用試験・面接
       ↓
     合否通知

以上が大まか流れになります。

地元で就職考えている方など是非エントリーして下さい。

(富士さん)

     

2013年11月13日

「認定薬剤師」

またまた放置状態で、久しぶりです・・・。

薬剤師である限り薬の専門家でなくてはいけません。
新薬が目まぐるしく承認される現在では、常に情報収集をしなくてはいけません。

幅広い知識を必要としながら、ある分野では専門的に学んで資格を取得している薬剤師が出てきています。

漢方薬・生薬認定薬剤師(日本薬剤師研修センター認定)
小児薬物療法認定薬剤師(小児臨床薬学会、日本薬剤師研修センター認定)
糖尿病療養指導士

など取得した薬剤師が専門的知識を活かして患者様からのご相談もお受けさせて頂きます。
気軽にお声をおかけください。

今後は、プライマリケア、在宅分野での認定・専門薬剤師の資格取得を目指しています。

しかし、この認定制度資格取得には、かなりの費用と時間が掛かります。
ちなみに、上記2資格は取得までに1年間と認定試験をクリアしなければなりません。
取得後も継続研修が必要です。働きながら本当によく頑張ってくれています。

それ以外にも日常的に地域薬剤師会の薬剤師生涯研修などにも参加しています。
自己満足ではなくこういった専門的知識を持った薬剤師が在籍している事の目安として載せさせていただきました。

資格取得までは、モチベーション高く維持できるのですが取得後の継続研修が意外としんどいのです。とほほ・・・。(涙)

(富士さん)


2013年04月17日

富士さんの往診同行記その2

さて、2回目の往診同行となりました。

この日は、定期投薬日でしたので、看護師さんからも

「バタバタするからよろしくね!!」

と声をかけて頂きながら、不安な中でいざ出発。

施設に到着後は、前回同様に医師・看護師の皆さんはそれぞれの持ち場でササっと診察開始。

私は、定期投薬日という事で、医師の診察の後に付いていました。
医師と施設管理者の方との会話に集中して、最近の症状や体調について気になる点があればメモを取りつつ、コンプライアンスや副作用の確認などをしていました。

そうすると施設管理者さんから
「Aさんの先日の薬が潰して飲ませていると」聞いたので、処方薬を確認すると粉砕OK

錠剤を飲みにくい方は、医師から粉砕の指示が必要となります。
その場で、医師に伝えて粉砕の支持を頂き、次回から粉砕調剤とカルテに記載した。

そうこうしている間に、とある患者様に「足の痛み」があると施設管理者の方から報告あり。

医師:「そうしたらシップ出しとくね」と・・

施設:「シップダメなんです。」

医師:「何で??」

施設:「シップは、食べてしまうんです」

医師:「そうしたら何を出そう。薬剤師さんどう思う?」

富士:「そうしたら、塗り薬にしましょう。」

医師:「例えば何ある?」

富士(考える) 「よく出てるのはスチックゼノールかスミルスチックかナパゲルンローション、だけど
ボルタレンゲルもありますね。 チューブも食べたら困るし、いきなりボルタレンも強でしょうか?」

富士:「スチックゼノールで様子見るのはどうでしょうか」
医師:「うん、それ出すわ」

簡単なやりとりでしたが、医師がこんな私にお気遣い下さり、分かっているのに薬剤師の私にパスを出して下さった。嬉しかったぁ。

しかし薬剤の役目はここで終わりではない。
使用方法の指導や薬の効果や不都合な事が無いかも後日確認することも求められます。

何か変わったことがあれば、医師に報告する必要も出てくる。
後日、痛みは改善していてよかったです。

薬剤師として少し役立てたかもしれない往診同行でした。

次回は、「粉砕したけど・・・なんとかならない??」です。

富士さん

2013年04月02日

「富士さんの往診同行記 その1」

ブログ更新が滞っている間に、新たな取り組みを始めています。

とあるホームケアさんから処方箋を受ける事になり、早1〜2年経ちました。
一度に10人分くらいを受けさせて頂いています。

木曜日の往診後に施設の職員さんから処方箋があおば薬局にFAXされてきます。
それが夕方の4時半以降から来るものですから、調剤が超混雑する訳です。

認知症の方がほとんどの施設ですから、基本的には一包化しています。
当然嚥下困難な方には、粉砕指示がありますので、調剤に手間と時間がかかり、リスクも上がります。

この時間帯にきたら、ほぼ残業確定。服薬指導までにするには、
6時半ごろまでかかってしまいます。

「もう少しはやくFAXこないかなぁ」
「FAXくらいすぐできなかなぁ」

という声が薬剤師の中にありましたね。

「薬局でグダグタ言うくらいなら、実際に私たちが施設に行ってみよう」という事に・・・

それで、往診している医師と施設にお願いし、往診へ薬剤師同が同行する事になりました。

言いだしっぺの富士さんがまず行くことになりました。

何をするのか手探りです。

「ここで何もできなかったら・・・、薬剤師として在宅、施設にでる意義が無くなる・・・。」
「医師や看護師のスタッフに認知される事できるかどうか??」

「おい!!お前に何が出来る??」
「いや、何をするかが大事なんだ」

と自問自答しながら、いざ往診出発。

施設につくと医師・看護師の皆さんは、さっと診察に取り掛かる。

バイタルサイン講習会で学んだスキルを活かすにも、バイタルは看護師さんが取っている。

「・・・・う〜ん・・・、私ってどうすればいいんだ?? 利用者さんの名前もわからないぞぉぉおお」

「薬剤師は、薬の専門家だぞぉぉぉおおお」

と現場でうろうろですよ。心の中でこんな事ばかり叫んでいた。

まずは、難しい事はさておき、コミュニケーションだよね。

そうすると、一人の女性の利用者さんFさんが、
「あんた、男前!! 名前なんて言うの」

と声をかけて頂いた。(私、男前と違いますよ)

「私、富士さんって言いますねん。今日からよろしくお願いしますぅ」
すると、名札を見て

「あおば薬局、薬剤師、奥さんいるの?、年いくつ?」と質問攻め

ややうろたえつつも、」
「43歳で嫁さんと子供3人いてますねん」

「ほう・・3人・・、がんばったなぁ」

なんていいながら、もともとおばあちゃん子の私は、そのFさんがかわいく思えてきた。

そうすると、施設の方から
「Fさんは、普段そんな事言わないのよ。めずらしいねぇ」と言って下さった。

やっぱり来てよかったんだ。
処方箋からは、見えなかった患者様の顔。
処方箋からは、病気が推測できても、顔や声なんて全く分からなかった。

そうしたら興味がどんどん湧いてくる。

薬の服薬状況、嚥下の具合、普段の表情、食事・排便・睡眠の具合など
手際は、よく無いがなんとなく活路が見えてきた。

そうこうしている間にも医師の診察が進んでいる。
そこにも付いて行く。医師と看護師と施設さんの会話にも聞き入る。

「この方は、C肝あるから引っかかれないようにね」なんても

メモする。

でもついて行けない。
初日は、こんな感じで終わってしましました。

運のいいことに、この日は、処方日では無かったので、臨時処方のみであった。

無力感を感じつつ初回の往診同行が終わった。
帰ってきたのが、3時半ごろ。

調剤は、いつもより1時間早く取り掛かれた。

薬歴には、バイタルサインやこの日の注意点、服薬状況、体調、副作用などなど書き込み
次回につなげるコメントを書いた。

最近、在宅から離れていた私にとって、

「やっぱり在宅って魅力的なのだ」
「ひとの役に立ちたいのだ」
「薬剤師の意義を高めるのだ」

決して独りよがりの自己満足にならなようにと決意した暗中模索の1日目でした。

次回は、定期処方日の同行、ちょっとは役立てたケースを紹介します。


2013年01月04日

明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。

(有)奈良保健共同企画職員一同、昨年以上に頑張る所存でございます。
本年もよろしくお願いし申し上げます。

さて、2013年もスタートしましたね。
今日4日は、仕事始めです。

本日の営業は、午後5時までとさせて頂きますので、ご理解のほどよろしくお願いし申し上げます。

(富士さん)

2012年10月13日

「薬学実務実習を受け入れてます」

お久しぶりの更新です。(いつも言っている気がします)

9月3日(月)から薬学生が2名あおば薬局に来ています。

それからもう一か月半が経過しました。折り返し地点です。

1期間に2名受け入れは、初めてでした。
当初は、2名を同時に指導できるのか不安がありましたが、薬学生が優秀なので
順調にスケジュールをこなしています。

今では、服薬指導を1日に4名ペースで1か月で100を目標取り組んでいます。
学生にとってもそんなに負担ではないみたいです。

とにかく、薬局では、大学で出来ない実践が大切なので、カウンターに大学の白衣を着た
薬学生がいたら、至らぬ所があるかと思いますがよろしくお願いします。

それにしても、モデルコアカリキュラムの見直しは急務かと・・・。

(富士さん)

2012年06月08日

「お薬手帳追加」

皆さんは、保険薬局で貰うお薬手帳をお持ちですか?

大抵は、保険調剤を受けられた場合に薬局でもらっていると思います。

「患者様からは、毎回持ってくるのめんどくさい。」

「いつも同じ薬やのに、毎回いらんやろ」

というご意見も頂くときがあります。
実は、このお薬手帳は、患者様と薬局・病院・介護施設などの架け橋になってくれます。

例えば、かかりつけの病院が休診で、ちがう病院で診てもらった時に、いつも飲んでる薬を教えてほしいとDrから言われたら、お薬手帳を見てもらうと一目瞭然。

東日本大震災の時は、病院のカルテが無くなったり、停電でカルテが見れない状況下で、このお薬手帳が大活躍しました。

非常時に、これを持っていた人は、病院や薬局で調剤することが出来ました。

病院を変わったとき、複数の医療機関で治療を受けている方には、本当に大切なアイテムであります。

あおば薬局でも、意義を説明して、出来る限りお渡しするようにしています。

そこでお知らせです。
この度、子供さん用にキャラクターデザインのお薬手帳を少数ですが、在庫しました。
これがこれ↓↓↓
ONE PIECE


裏面

次に
プリキュア


裏面


こどもの患者様には、少し喜んでいただければいいかな。

(富士さん)

2012年05月16日

「奥義 あたたたたたたたた〜」

ようやく毎年恒例の健生会友の会主催「健康まつり」が終わりました。

あおば・みどり薬局は、展示コーナーで参加しました。

何をしたの??

いつものヤツですよ。
い・つ・も・の・・・。

ここで分かる方は、健康まつりマニアですね〜。

恒例の「ヨモギローション」と「漢方や生薬の紹介」です。
今回は、屋内ブースですので天候には左右されない場所です。

ヨモギローションは、おなじみです。リピーターもいるくらい。

ここだけの話ですが、〇陽堂のヨモギを使用しているのです。
満を持して!?、この乾燥ヨモギを煮出し始めました。「あたっ!!」

この作り方は、一子相伝の奥義で、某薬剤師以外には手出しできません。(笑)
それがこれ。↓↓↓
IMG_0156.JPG


これから30分は、煮出してヨモギ成分を抽出します。

IMG_0157.JPG

抽出した後、アルコールとメントールを混合します。
メントールは、水に溶けにくいのでアルコールで溶かしながら混合します。

これで、できあがり。
60ccの水薬ビンに小分けして、配布します。

当日は、ほぼ配布出来ました。

地域の方や患者様と薬局の外でふれあう事ってだいじだなぁと感じました。

来年もよろしくお願いします。

(富士さん)

2011年12月09日

たかがシップ・されどシップ

12月に入って、患者さんが多い日が続いています。
やっぱり、年内に薬はもらっておきたいもんなんかな?

そんな中、「このシップ、全然効かないよ!」
と、ある患者さんがやってきました。
おそらくあおば薬局で渡したであろうシップ(未開封のもの3パック・開封済み1パック・使用済み1枚)を持って来られまして。

全然効かないから返したい!・・・とのこと。
で、ここで気になったのは「使用済みのシップ」
お菓子か何かの空袋に、ベチャッ貼って持って来られたの。
べたべたした面には、何やら繊維質?の物が付いてて・・・・ん??

よくよく話を聞いてみると、パジャマの上から貼っていたそうな・・・。
あ、これ、温シップだ・・・!

えーーーっと、AIが思うに、使い捨てカイロの貼るやつあるじゃない?
あの感覚で使ってたんじゃないかな〜?と。

対応した薬剤師に聞くと、
「あ〜、カイロ貼ってるの見えたわ〜」と。
・・・やっぱり。

そりゃ、全然効かないに決まってるよ〜〜〜!

ちなみに「直に肌に貼ってもらえば、温かい効果がありますよ」とも言ったんだけど、
「もういらない!」の一点張りだったそう。

シップを渡すときに「直に肌に貼ってくださいね」まで言わないといけないのかぁ・・・。
はぁ・・・。

(AI)

2011年12月05日

「バイタルサインのチェックをひっさげて」

以前このブログに、薬剤師が行うバイタルサインのチェックとその意義について書きましたが、11月に連携診療所のD所長先生に、「在宅で行うバイタルサインと意義」について勉強会をお願いしました。

血圧、脈拍数、呼吸数、呼吸音、心音、SPO2、等の意義と測定を実際にロールプレイして体験しました。

分かりやすく、実践的な講義で、やはり薬剤師が行うバイタルサインチェックの意義に確信を持ちました。

もう実際に、在宅訪問服薬指導(居宅療養管理指導)の場で実際に薬剤師がバイタルサインを取る場面もありました。

D所長先生には、在宅担当薬剤師から往診に同行させて頂き、ご指導を頂ける事も確認できました。(嬉)

これで少づつ患者様に有用な活動を広げたいですね。

バイタルサイン学習会の様子を画像にとっておく事も忘れるくらい有意義でした。
すみません。

D所長、お忙しい中ありがとうございました。

(富士さん)

2011年11月28日

エピペンの話

今日は、メーカーさんを呼んで、エピペンの学習会をしました。

このエピペン、以前からあった薬なのですが、保険適応じゃなかったんですね。
1本15000円くらい(病院による)していたそうで。
蜂や食べ物・薬物なんかのアナフィラキシーに使われる薬なんだけど、保険適応じゃなかったし、今まであおば薬局で取り扱うことがなかったのよね。
でも11月から保険で出せるってことで、良かったです。
アナフィラキシーって、命にかかわるもんね。
そんな薬が今まで保険適応じゃなかったなんて・・・。

ちなみに、中身はエピネフリン・・・要するにボスミンですね。
それを自分で注射できるようにペン型にしたもの。
期限が短いのがちょっとね〜と思うけど、一度アナフィラキシーを起こした人にとっては心強い味方だよね。(もう少し期限が長いといいのに・・・)

ところで、エピペンの説明書には『「カチッ」と音がするまで強く押し付けます』とありますが、実際は「ズドンッ」と結構な音がするそうな・・・。
バネの音らしいです。
こころしておいた方が良いかも?

AIがちょっと気になるのは、いざという時、本人や小さい子供のお母さんなんかは練習済みで大丈夫かもしれないけど、保育園や学校の先生は躊躇しちゃうだろうなぁ・・・ということ。
あ、そういう意味では音のこと↑は書かない方がよかったかな??

でも、もうじきマイナーチェンジするみたいです。
新しいヤツは、使用後も針に刺さらないようにカバーに覆われるみたいです。
針が見えなかったら、使用後も安心でいいよね〜。

処方してほしい人は、医師に処方箋を書いてもらってくださいね〜。
(注:先に病院に問い合わせをしましょう。医師も講習を受けないと処方できない薬です)

(AI)

2011年11月21日

「久しぶり」

AIさんが、書いていた通り実務実習が終了しました。

11週間に渡って実習するので、半分職員みたいな感覚になります。

「薬学生にとって有意義な実習になっていたかなぁ」と終わってからも考えますね。

6年制薬学教育を受けた薬剤師の卵たちの受け皿となれる日々前進する薬局でありたいし、ここで働いてみたいと言われる薬局になりたいですね。

しかし、はっきりいって実務実習で学ぶ事は、薬剤師として働くレベルまでにはもう少しかな。

厳しいですが、そうだと思います。

頭で分かっていても、実際対応するのは別!!
経験を積む以外にない所もありますしね。

保険薬局で働く予定のない薬学生に、「保険薬局ってこんもん??」って思って欲しくないので、薬剤師も一生懸命な姿を見せてくれている。

・・・ハズ・・・、ねっ・・AIさん。

本当によく頑張っているのです。(手前味噌ですみません)

来る、12月11日(日)奈良民医連学術・運動交流集会にも3演題を発表します。
仕事の合間を縫って発表資料と原稿を作成してくれています。

発表しない薬剤師も、陰で発表者たちを支えてくれています。

よく働き、よく学び、よく遊ぶ!!って大切ですよね。

私のブログは、「遊ぶ」が多いですがお許しを。(苦)

私の趣味は、シーズンオフになるので、さぁ〜て・・・勉強しよう!!

(富士さん)

2011年10月31日

明日から11月

10月も今日で終わり・・・すっかり秋!
といいたいところだけど、気温はなんだかグングン上昇。
今週はまた暑くなるみたい。
そのくせ朝晩は冷えるから・・・みなさま風邪にお気をつけて。


あおば薬局内では、通常の業務(いわゆる調剤)のほかに、係り?みたいなのんがあります。
訪問の係だったり、近くの病院と連携するために会議に出る係だったり、保険請求に関する係だったり。
半年ごとに任務の交代があって、明日・11月1日から交代になるはずなんだけど・・・。

いつもは1週間くらい前に新しい係(任務)の発表があるんだけど、今期はその日がなかなか取れないのか、発表がないまま明日を迎えてしまいます。
ん〜〜、AIは何をすれば??

とりあえず、今季は訪問担当だったAI。
今日のうちに、報告書を書いちゃいたいなぁ・・・。

(AI)

2011年10月12日

実習生さん

あおば薬局には、今、学生さんが来ています。
去年から、薬学生の実務実習とやらで、3か月弱(2か月半だったかな?中途半端なこと書いてゴメン、社長)学生さんが来るのです。
今回の子で4人目。

今季の学生さんは、おうちが少し遠いそうなの。
でも毎朝早めに、しっかり来ています。
まあ、あたりまえといえば当たり前なんだけど。

時々、あ、今朝は時間がなかったのかな?・・・って思う日もあります。
っていうのはね、きれいにナチュラルなお化粧している子なんだけど、この頃お肌が荒れてるかも?っていう日があるんだよね。
きっと朝早くて大変なんだろうな〜。寝不足なのかも。
緊張もしてるんだろうな〜。
↑こんなこと思われてるなんて、思ってもないんだろうな〜。ごめんよ。
朝早いし、周りの友達もいないし、ストレス抱えてるんだろうな〜。


実務実習の中身とかが気になって検索した学生さんがいたら、そんな内容じゃなくてごめんよ〜。
まあ、こちらは「大丈夫かな?」ってちゃんと気にかけてるんだよってことで。

(AI)

2011年09月12日

定員10名って・・・

少し前にバイタルサイン講習会の申し込みをした話を書きましたが、やっと順番が回ってきたようで、メールが来るようになりました。

「〇月〇日に行いますので、下記のフォームからお申込み下さい」
みたいなやつ。
・・・これがクセもんで・・・!

別に講習会を行っているところが悪いわけじゃないんだけどさ・・・。
申し込んでもすでに定員いっぱいなのよ!
1回に付き定員は10名。
90人待ちとからしいんだよね・・・。
で、このメールを何人に送ってるんだろう??
とにかくメールに気が付いて申し込みをしようとしても、すでにいっぱいなの!
っていうか、AIは毎日メールチェックしないし。

昔は毎日メールチェックする人だったのよ。
だから「毎日チェックしない」なんて人の話を聞くと、「え〜〜?マジ!?気にならないの??」
なんて思ってたんだけどさ。
今、自分がチェックしない人になると逆に、「毎日チェックしてるの?そんな暇じゃないし〜」なんて思っちゃう。
まあ、勝手なもんだよね。

これってさ、なかなか申し込みできなくてこのまま時間がたって、新たな希望者がガンガン出てきたら、永遠に申し込みができないってことかなぁ・・・?
それとも〇月までに申し込んだ人が優先・・・とかってあるのかなぁ・・・?

メールチェックを毎日しない人に救いの手を〜!

(AI)

2011年08月17日

「ホームページ更新!?」

このホームページを開設して早5年が経ちます。

なので、もうそろそろリニューアルしたいと薬局でも声が上がっています。

薬剤師のマイニチは、AIさん、いちごさん達が日々更新してくれているんですが、
画像やあおばだよりが更新出来ていません。

あおばだよりは、2007年から更新されていませんが、実は半年ごとに役割分担して担当者を配置して随時更新しています。(実は・・・(>_<))

もうそろそろ担当者にも叱られる可能性があるので、ボチボチUPしますね。

薬局内には、所定棚に置いて患者様に持って帰って頂けるようにしています。

画像は、古くてもう既に退職している人や異動している人、メタボって体系が変わっている人などあります。

「この人見たことが無い??」

「お気に入りのあの人は載っていないわ」などあるかもしれません。

リニューアルを楽しみにお待ちください。

追伸:くれぐれも「あの人老けたな〜」「この人腹出てきたなあ〜」とか思っても、言わないでくださいね。 

どうしても言いたい方は、コメントからお願いします。

(富士さん)

2011年08月09日

バイタルサイン講習会の申し込み

少し前のブログに、冨士さんがバイタルサイン講習会に行ってきたことを書いていたんだけど、AIも同じ講習会の申し込みをすることにしました。

あおば薬局は、薬剤訪問(薬局内で薬を渡して終わるのではなく、患者さんのおうちに行って服薬指導をしたり服薬状況を見たりすること)を結構行っているんだよね。

自宅での生活を見ると、病院内や薬局内では見られなかった患者さんの生活が見えてきて、「薬を渡して終わり」では無いな〜としみじみ思います。

昔々AIがお邪魔したおうちで、びっくりするようなこともありました。
80代くらいのご夫婦のお宅だったのですが、ご主人にニト〇ダームTTS(心臓の薬です)が処方されていたのですが、訪問すると奥さまの膝にニト〇ダームが貼ってあったのです。
AI「…これ・・・何??」
奥さま「おじいちゃんの痛みどめ。胸の痛みに良く効くって言うから、私の膝にも効くと思ってね。」
確かに・・・狭心症の薬だから胸の痛みに効く薬なんだけど。
膝・・・・・・・・。

さらにご主人の胸を見せてもらうと、ニト〇ダームが4枚ほど。
AI「これ・・・何ですか?」
ご主人「あぁ〜、昨日の、どこに貼ったのか見えんでな。」
確かに・・・二人ともかなり目が悪かったわ・・・。
でも4枚って・・・。

膝から吸収されることはほとんどないし、前日の薬は効果があまりないから毎日1枚ずつ増やして貼っても効きすぎになることはあまり無いのかもしれないけど。
でもこんな時に、ちょっと血圧が測れたら安心できるよね。


他の薬剤師が訪問時にどんなことをどこまでしているのか知らないけど、AIは結構患者さんの体に触ってます。
むくみをみたり、塗り薬を塗ったり、その他ちょこちょこと。
でもこのバイタルサイン講習会を受けたら、もう少し踏み込んで話ができるかな?と思って。
医者の真似事みたいにならないように、AIにできる範囲で・・・ね。

ただ、この講習会、大人気らしく。
申し込んでから4か月くらい先にしか受けれないんだって。
ってことは、年末くらいかなぁ・・・。
受けてきたらまた感想を書こうかなと思います。

(AI)

2011年08月01日

カイゼン、万歳!

AIです。
今月・来月は、カイゼン月間です。

カイゼンとは・・・
製造業なんかでは結構行われていることらしいんだけど、ちょっとしたムダを省いたりすることで、ものすごく効率が良くなったりすることがあるじゃない?
そういう、ちょっとした業務改善〜カイゼン〜を見つけて行きましょうっていう活動。
トヨタの例が有名らしいです。
・・・こんな感じで正しい??(補足があれば、誰かお願いします)

カイゼンは常に行っていればいいんだけど、年に2か月「カイゼン月間」というものを設けています。
カイゼンできることを見つけたら、どんなことをどのように改善したかを紙に書いて提出するんだけど、この2か月は特に心掛けていきましょう・・・ってことで、たくさん提出するとご褒美がもらえたりするんだよね。
(たいしたご褒美ではありませんが)

で。
この2か月は、みんな頑張ってカイゼンを紙に書いて提出します。
その時、文章ではわかりづらいことをちょこっとイラストで描いたりして提出するんだけど、ここからがAIの出番です。

AIは・・・・薬剤師になっていなかったら、イラストを描く人になりたかったんだよね〜〜〜!!

小学校の時から教科書の隅っこに落書きをして、パラパラ漫画なんかを作ったり(パラパラ漫画・・・古っ)
中学のころは漫画みたいなんを描いてみたり。(いつも中途半端なところで終わるんだけど)
高校のころは、音楽・書道・美術から一つ選択して授業を受けるんだけど、もちろんAIは美術。このころはお話を作ったりして、その挿絵を描いてみたり。
大学の時はちょっとイラストから離れたけど、働き始めて2年目くらいから、職場で何かイベントがあるたびにビラを書いてました。

んで、今。
相変わらずラクガキが大好きなAIは、カイゼンの文章の横に必ずイラストを入れるんだけど、自分のだけじゃ飽き足らず、人のカイゼンの用紙にもイラストを入れさせてもらっています。
ヤクザイシのお仕事なんかよりも、絶対にこっちのほうが楽しい!!
↑こんなこと書いちゃっていいのかな・・・(^^;)

とりあえず・・・カイゼン万歳!

2011年07月27日

この悔しさは、どこへぶつけたら・・・!

毎日調剤していると、失敗作が生まれます。

たとえば子供用の風邪薬。
3〜4種の粉を混ぜて、いざ患者さんに渡そうとすると、
「この子、水薬しか飲まないんですよねぇ・・・。先生にも言ったんですけど・・・」
と申し訳なさそうに言われたり。
大抵その場合、処方したDrに電話して水薬に変えてもらうんだけど、先に作ってしまった粉薬はボツになります。
このボツの薬は、悲しいけどゴミ箱へ。

でも救ってあげられる(再利用できる)薬もあります。
例えば、錠剤を「一包化」している薬。
これは、PTPシート(10錠くらいの薬が台紙に入っていて、飲むときにプチって剥くやつね)からプチプチ取り出して、1回に飲む薬を全てパックしている薬のこと。

処方箋の間違いや、作るときにコンピュータ入力を間違えて作ってしまい、患者さんに渡す前に気が付いて、正しく作り直して渡したりすることがあるの。
で、あとから時間のある時に、失敗作をパックから取り出して一つ一つの錠剤を何の錠剤か見て、「一包化」の機械に戻します。

錠剤には1個1個に識別コードというものがあって、アルファベットと数字を組み合わせたコードが印字(もしくは刻印)されているんです。
(※最近は識別コードではなく、錠剤の名称が印字されているものもあります)
だから、白い錠剤が何種類もあっても、「これは〇〇〇、これは×××」という感じに、薬の名称がちゃんとわかるようになっているんだよね。

でね、今日それをしていた同僚『ブルー』から、「う〜ん、これ、わからん・・・」と聞かれ、
「うーんと・・・、これはバソメッ〇。これは・・・、イ〇デラル。」と、AIは答えたわけなんだけど。
でもあと1種類がわからない。

ちなみに「識別コード辞典」というものがあって、コードを暗記していなくても、その本で数字とアルファベットを調べたら、なんて名前の薬かわかるんだよね。

でも。
なんだかコード辞典で調べるのはAIのプライドが許せない。

・・・うーん、絶対に見覚えがある。
TA〇31・・・なんだっけ??

うんうん唸っていたら、横から別の同僚『JIN』が登場。
一緒に「うーん、見覚えはあるんやけど・・・」と悩み始める。

AIとブルーとJIN3人でうんうん唸って、
「本で調べたらいいやん」
「でもなんかクヤシイ・・・」
「うーん、わかる。でも・・・」

「あー!・・・これ!?」←JIN正解!

答えはカ〇グートという薬でした。
あおば薬局では、そんなに珍しくない薬です。
どうしてコレがわからなかったんだろう・・・。
なんか・・・クヤシイ。

JINは正しい答えを教えてくれたわけなんだけど。
・・・なんかクヤシイ〜〜〜!!

(AI)

2011年07月20日

「バイタルサイン講習会」

7月16日(土)にファルメディコ株式会社 在宅療養支援薬局研究会の

「バイタルサイン講習会」に行ってきました。

講師は狭間 研至先生(かなり有名)

今回初めての参加で緊張していました。
びっくりしたのは、全国津々浦々からの参加者だったことですね。

北は北海道、南は九州といった感じで、この講習会の人気ぶりが伺えました。

某有名大学病院や公立病院の薬剤師も参加していましたね。

5時間の講義&ロールプレイだったので全ては書ききれませんが、一部を紹介。

目からうろこ的な事が多かったという事が特徴的でした。
言い換えれば、薬剤師が出来ることは、薬剤師さえ覚悟を決めて関わりきる事で
職域の幅が広がるという事。

その一つにバイタルサインを学び薬剤師が実践し、フィジカルアセスメントとを行うという事。

ここで従来の薬剤師は、はて??と思う訳です。

何が??

入職当時に先輩薬剤師から

「薬剤師は、患者さんに触ったらあんねんで」の一言を思い出すハズ!!

これは今や、「都市伝説」なんですよ。

現在、医行為でないと例示されてたものは、
・体温測定
・血圧測定
・SPO2測定
・舌下錠、目薬、坐薬
・外用薬の塗布、貼付 など

医師法第17条や薬剤師法第25条の2と取って考えてみても、クリアーできる。

薬剤師が「バイタルとったよ〜」、「ミニドクターになる事」が目的でない。
医薬品の適正使用や医療安全の確保が大切。

実際、在宅医療でバイタルサインを取れたら良かったかもというケースに出くわすことがありました。

例えば、高齢者でぜんそくを罹患していた方患者様で、メプチンエアーが往診ごと(14日毎)に3本出る。

1日10回(20吸入)位は吸入している計算になる。

そこで薬剤師は、考える。

・発作が重篤化していて、使用回数が多くなっているのか?
・そうしたら、メプチンの副作用は出ていない?(動悸や脈拍数の増、手の足の震えなど)
・もしくは、薬が効いていない?
・いや、うまく吸入出来ていない?
・いやいや、薬は出ているけど何処かに隠れている?(ストックされている)
・行くとこ行くとこに置いている?(寝室やトイレやリビングや洗面所など)

などなど考える。

この時に、バイタルサインを確認できていたら、重篤な副作用は防げるはず。

まずは、脈拍数を測る、呼吸音を聴く、心音を聴くなど出来ていれば、色んな疑問が
その場で確認できる。

実際に、呼吸音が悪く、脈拍数も100を超えるような状態であれば、主治医に確認して、指示を仰いだりできる。

または、他剤への変更も出来たはず。

在宅では、こんな事とを考えて取り組めたらいいだろうし、そうする時期が来ている。

この講習会では、バイタルサインは「新しさ」と「連続性」が重要であり、こう言った行為が薬剤師の職能拡大につながり、立ち位置を変える事になる。

この、バイタルサインの取り組みは、薬剤師自身の自己満足に陥ってはならない。

全ては、薬局・薬剤師を信頼して来て下さっている患者様に還元するのだ。

まだまだ、薬剤師がしなくてはならないことが多い。
問題に関わりきる姿勢と体制も必要なのです。

他の薬剤師にも、この講習会を受講させたいと思っています。

その内、聴診器を持った薬剤師が出てくることでしょう。
常に勉強なのです。

う〜ん・・・、あたまがイタイ・・・。(>_<)

(富士さん)

2011年07月06日

がんばれ、なおちゃん

AIです。
昨日は久しぶりに冨士さんが登場しましたね〜。
でも月1ペースって・・・それじゃ「薬剤師のマイツキ」やんっ!

・・・さて、今日はAIの同僚「なおちゃん」について書きたいと思います。

調剤薬局のお仕事っていうと、皆様は何を思い浮かべますか?
調剤?・・・ま、これは当然。

一言に調剤と言っても、まず処方箋の中身をチェックしたり、保険請求のためにコンピューターに入力したりします。
処方箋の中身・・・やっぱり医者も人の子だからね、間違ったりもするし。
2か所以上の病院にかかっている患者さんの薬の飲み合わせに問題がないかをチェックしたりもしないとね。

そうそう、薬の飲み合わせって結構怖いのよ。
食べ物の食い合わせでいうと、「うなぎと梅干し」がパッと思いつくかな?
でもこれはあまり根拠はないそうで。
それに対して「てんぷらとスイカ」なんかだと、胃腸に負担をかけるから…とか、根拠があるみたいなんだけどね。

ま、話がそれちゃったけど、とにかく薬の飲み合わせのチェックなんかもお仕事の一つです。
ほかに副作用をしらべたり、くすりの在庫管理をしたり・・・。
結構いろんな仕事があります。

そのなかで、目立たないけど大事なお仕事があって。
それは・・・「勤務表を作る」というお仕事。


あおば薬局のお仕事は、シフト制です。
HPの「薬剤師募集要綱」をみると、勤務時間が2パターンあることがわかります。
(↑これを調べるためにHPを開いて気がついたんだけど、このHPってば薬局の開局時間が書いてないのね。学生さんむけの情報はあるけど、患者さんむけの情報があんまり無い感じ。うーむ。)

9時から5時までしか開いていない所だとあんまりシフトって無いんだろうけど、ウチは9時から21時まで開いているので、勤務がシフト制なのです。
で、ひと月分の勤務の希望(この日は休み、とか、この日は午後からがいい、とか)を書いて提出すると、全員分の希望を見ながらシフトを組んでくれる人がいます。
・・・それが、「なおちゃん」なんだよね。

パートさんたちも入れるとかなりの人数の大所帯。
みんなの希望もイロイロあります。
これを組み合わせるのは、かな〜〜〜り大変です。
勤務表を作ってくれている間、なおちゃんは調剤はしません。(外来の忙しい時を除いて)
別室で引きこもりのように机に向かっています。
絶対になおちゃんがしなければならない仕事ではないんだけど、そんなイラッとくる仕事を誰もやりたがらないので・・・。
でもって、これが完成しないと、朝から出勤したらいいのか、午後から出勤したらいいのかわからなくて大パニックになるからねぇ。

現在2日間ほど引きこもって、もうすぐ完成の様子。
この頃に「ごめん、やっぱり◎日は休みが良いな」なんて言おうものなら、なおちゃんのイライラが頂点に達します。
完成までに誰もそんなことを言い出さないことを祈ってます。

がんばれ、なおちゃん。

(AI)

2011年05月25日

「続・健康まつり」

前回の続きですね。

画像をUPします。

ヨモギ石鹸の制作過程
これは、型にいれているところ。熟成させています。
IMG_0079.JPG

石鹸らしくなりました。天然ヨモギ入り石鹸。
まだまだ、改良の余地あり。滑らかな使い心地?!
IMG_0085.JPG

続いて、定番のヨモギローション
天然乾燥ヨモギを煮出しているところ。
IMG_0083.JPG

ヨモギのいい匂いがたまりませんな。
実は、このヨモギローションは、一子相伝の秘技であります。(笑)

出来上がりまでもう少し。

5月29日の健康まつりが楽しみです。

(富士さん)

2011年05月21日

「健康まつり」

さて、今年も健生会友の会主催による「健康まつり」に当法人も参加することになりました。

日時:5月29日(日) 10時〜15時
場所:JR高田駅東側ローターリー付近

例年通り、あおば・みどり薬局は、ヨモギローションと健康パンフレットの展示です。

しかし、それだけでは面白くない・・・。

今年は、これに加えて

なんと・・・!!

ヨモギ石鹸」の無料配布の予定です。

現在、鋭意作成中です。

ちまたでは、石鹸作りが密かなブームとか?
薬剤師の作る石鹸って??

今年度は、試作段階ですね。
上手にできたら、皆様へ配布できるかと思います。

さて、石鹸を作るとなると

「どうするの??」

「材料は??」

分からない事ばかり。(苦)

インターネットで調べたら、結構たいへん。
1日2日では出来ないことも判明。

当日まであと1週間で・・・、できるの??・・・。

今回は、簡単にできる方法を選択。
来年は、もう少しレベルアップできたらいいですが、どうでしょうか?

興味ある方は、あおば・みどり薬局ブースへどうぞ。

ヨモギローションは、リピーターの方が多く認知されてきました。
乾燥ヨモギとレシピも配布しますので、是非一度ヨモギローションを作ってみてください。

石鹸の画像は、後日にUPします。

現在は、熟成・乾燥段階です。

お楽しみに。

(富士さん)

2011年04月19日

「新しい仲間」

今日4月19日(火)から、新しい薬剤師が常勤で採用になりました。

以前は、ドラッグストアーで勤務していたFさん。

「いつもと違う薬剤師がいるなぁ」と思われるでしょうが、まだ不慣れなので
よろしくお願いします。

あおば薬局も大世帯になってきたなぁ。

みんさんのお役にたてるようにスタッフ一同、頑張ります。

(富士さん)

2011年03月16日

「無事帰ってきました」

今日、16日午前9時に無事にY薬剤師が帰って来ました。
医療支援班の8名が、無事で安心しました。

まだ、詳しい状況は、聞いていませんが、本当に辛かったそうです。
医薬品、食料は、不足している。医薬品があっても、今いるものでない。

そして、今から支援に入るには、最低でも自分たちの食料、寝具等は持っていくこと。
支援先で、お世話になるようなら、行かない方がいい。と言っていました。

本当に、ご苦労様でした。

(富士さん)

2011年03月14日

「W薬剤師 がんばって」

あおば薬局のW薬剤師(29歳)が、14日現在、坂総合病院の薬局支援に入っていると連絡ありました。

病棟の患者様や被災者の方々への医薬品を提供すべく最善を尽くしています。
しかし、自家発電の電力が無くなれば、調剤機器も使えない。

調剤に手間がかかります。
中堅で馬力のきくW薬剤師よ、君の熱い心を持って乗り切ってほしい。

一人でも多くの命を助けてほしい。
こっちの仕事は、私たちが守ります。

被災者の方々を助けたい心は、一つだ。
がんばろう!!

第2次派遣に備えて、人と医薬品を準備しています。

(富士さん)

2011年02月04日

「告知」

この度、(有)奈良保険共同企画 あおば薬局・みどり薬局は、2011年度薬剤師採用試験を行います。

日時:平成23年3月26日(土) 13時〜場所:あおば薬局
対象:薬剤師、薬学生(2010年・11年度卒業見込み)
試験:小論文・面接

申し込み方法:電話:0745−22−2484
      メール:aoba@maple.ocn.ne.jp
WEB :あおば薬局ホームページの資料請求・問い合わせから。
          コメント欄に「採用試験希望」とお書きください。

慢性期疾患・急性期疾患・特定疾患・在宅医療・疼痛緩和等の様々な診療科の処方箋を受け付けています。
医療機関との連携で幅広い領域の経験を積むことができます。

人事担当:中村 一

2010年09月14日

『第2期実務実習』

第2期実務実習が始まって、早1週間が経ちました。

既に、1期で病院薬局で実習している薬学生さんです。

1期、2期と受け入れているのですが、本当によく頑張っています。

真面目で、素直で、フレッシュで・・・。
3児の父の眼から見て、『どうしたら、こんな子どもに育てられるのかなあ』
といつも感心するぐらいいい薬学生さんばかりです。

病院と保険薬局とでは、違うところも多くあるので、戸惑いもあるかもしれません。
しかし、下地ができているので飲み込みが早いですね。

その分、私たちも頑張らねば・・・(汗)。

あおば薬局で、薬学生が服薬指導を見学したり、実際に指導をさせて頂くこともあります。
その際は、暖かく受け入れて頂ければ幸いです。

(富士さん)

2010年07月30日

「最終日」

今日で長期実務実習が終ります。

あおば薬局で出来る事は、全て出し尽くしました。
指導薬剤師の2名以外に他の薬剤師も指導に加わって、よく頑張ってくれました。

実習生も頑張ってくれました。1日も休むこともなく。

長かった11週間でしたが、薬局にとっても学びの場となりました。

今、実習生は、在宅へ服薬指導へ行っています。
汗を流しながら頑張っている事でしょう。

この経験が彼女の糧になってくれると嬉しいですね。
成長した彼女を見ていると、なんだか眩しいくらい輝いていますよ。

きっといい薬剤師になってくれるでしょう。
たのしみだわ〜。

最後に、この実務実習で協力して下さった患者様、薬剤師の先生方へ心より感謝申し上げます。

ありがとうございました。

(富士さん)


2010年03月31日

『まだまだ・・・??』

30日の業務終了後から今まで仕事続いてます・・・。

来る4月からの調剤報酬改定に対応するための、レセコンのプログラム入れ替え作業が続いてます。

なんせ、あおば薬局はデーター量が半端ないので時間がかかるのです。
普通の薬局なら15分程度のところ、1時間半以上かかっていますから。

現在、プログラム入れ替えて、動作確認しています。

0時56分です・・・・。

明日、朝から仕事です。とほほ・・・。

SEのTさんと共にやっています。
いつもありがとうございます。

もうそろそろ帰られる・・・はず・・・です。

(富士さん)

2009年03月01日

『就職説明会終了』

昨日の28日(土)に(有)奈良保健共同企画の就職説明会が終わりました。

働き易さは、その人の生活の状況や価値観などで違ってくる所もあると思いました。

参加して下さった方々とお話が出来て良かったです。
近い内に就職してくださる事を願っております。

就職説明会は、終わりましたが薬局見学や就職希望の方はいつでもお問い合わせ下さい。

薬学6年制の1期生が卒業するのが3年後ですが、この子達が就職活動をするのが遅くても5年生の秋だとしたら、この1年が既卒薬剤師の活動期となるでしょうね。

決断はお早めがよいかと・・・。

(富士さん)

2009年02月21日

『いよいよ来週です!!』

(有)奈良保健共同企画(あおば薬局・みどり薬局)の就職説明会が1週間に迫りました。

このブログを見て下さった方は是非ご参加して下さい。

こじんまりした説明会ではありますが、なんでもお聞きください。
私たちの医療活動やイベントや研修や労働条件のお話も出来ます。

ここで、就職が決まる訳ではないので、復職を考えている方は是非ご参加お願いします。

常勤・パートどちらも対象です。

(富士さん)

2009年02月18日

『弱点克服』

先日、とある会議での記念講演で、今の薬剤師にとって大切なのは、病態を診て患者様の病状を判断する力とのこと。(決して診断をしてはいけません。医師法に抵触します)

私も、一理『あると思います。』

在宅医療を進めるにあたってこの力が無ければ、『薬の配達屋さん』にしかならない・・・。

特に、『解剖学・病理学・生理学』の知識を求められる。
せめて、医師国家試験レベルがあればいいとのことでした。

これは、薬学4年制のカリキュラムでは、少しふれる程度。

確かに薬剤師は、薬の薬効・作用機序や副作用はよく知っています。
しかし、薬が本当に効果を示しているのか、はたまた副作用が出始めているのか等の判断が難しい。

実際、バイタルイサイン等のリアルな情報から病状を判断して服薬指導にあたる事が求められるようになると思います。
場合によっては、処方設計への参画も求められるかも。
(それはDrの仕事と言われるかもしれませんが)

例えば、在宅では、気管支拡張剤の吸入薬の使用頻度が多すぎるかな?と思うことに出くわすこともあります。
その時に、呼吸音や脈拍数や心音や手足の振るえ等を診て、実際に使いすぎなのか、うまく吸入出来ていなくて使用頻度が多くなっているのか判断するのも大切かもしれません。

これだけでも、指導内容が違ってきます。
Drへの情報提供も変わってきます。

こういった、今まで薬剤師が出来なかった?!事も将来の薬剤師の果たす役割なのかもしれません。

聴診器や血圧計などを持って在宅での服薬指導に出かける日も近いかも。

まずは、『弱点の克服』が必要なのです。

『うっ・・・頭が・・・』

(富士さん)

2008年10月01日

『薬剤師交流集会』

約2年に1回のペースで近畿の民医連所属薬剤師(約350名)が集い
薬剤師活動の交流と学習を目的とした交流集会を奈良県でする事になりました。

大阪→京都→兵庫→奈良と主催県が持ち回りで行います。

その交流集会を成功させるべく『現地実行委員会』なるものを発足しました。

いつもは、記念講演やパネルディスカッション、ポスターセッション、オーラルセッションと
盛りだくさんな集会となっています。

まずは、日時・場所・テーマを決め、内容を検討します。
奈良県で350名を収容でき、且つ分散会やポスターセッションできる会場があまり無い。

目ぼしい所は、あるのですが他県からは来にくいようです。
まだ、詳しい事は決まっていませんが楽しく交流できたら良いなあと思っています。

私も一応実行委員です。あおば薬局では、他に1名。みどり薬局から1名の薬剤師が
実行委員として参加しています。

あおば薬局のO君、みどり薬局のFさん、遠い道のりですが共に頑張りましょうね。

詳細は、おいおいUPします。

(富士さん)

『お疲れさん』

これも、先週の話です。

実は、9月の中旬から薬学生があおば薬局で2週間実務実習をしていました。
受付→調剤→薬剤監査→服薬指導→会計の流れで学んで貰いました。

その他に、在宅訪問服薬指導や地域保健活動といった薬局から出た薬剤師活動も
学んで貰えたと思います。

それから、OTC(市販薬)販売や高度医療機器販売・取り扱いなども見てもらいました。
今回の実習生のM君は、本当に真面目で素直な学生でした。

色々吸収してくれたと思います。

あおば薬局で学んだ事を来年から活かしてくれたらいいですね。

卒業試験と国家試験にパスして下さいね。(^^)/
君なら、きっと出来ると信じています。

時々顔を見せるんだよ〜。

(富士さん)

2008年09月19日

『実務実習』

今週から、薬学部4年生が実務実習に来ています。
実習期間は2週間の予定です。

地域保健活動、在宅訪問服薬指導などを組み合わせながら4日が過ぎました。
2週間は長いようで、短い。

大体薬学部の実務実習は、病院3〜4週間、保険薬局1〜2週間です。

2週間ならまだしも、1週間なんて実習というより体験に近いような気がします。
だからと言って手は抜いていませんから・・・。

プログラムを組みますが、学生が持参する実務自習の手引きにある項目をするなら
全く期間が足りない気がします。一つ一つの意味合いを理解する前に終わってしまうような。

病院・保険薬局の役割や活動内容は微妙に違いますが、やることは同じですよ。
注射の調剤以外は。

調剤以外に受付・会計業務、保険請求、OTC販売、高度管理医療機器の取り扱い、など
色々あるんで大変です。

保険薬剤師は
『これは、事務の仕事なのでできません。知りませーん』
なんて言えないのですから。

6年制の実務実習は、病院2.5ヵ月、保険薬局2.5ヵ月です。
受け入れは大変ですが、これぐらいあるとじっくり実習できますね。

大丈夫かな・・・。

(富士さん)

2008年07月04日

あ・・・アツイ

今日は、梅雨の谷間の「晴れ」です。

しかも、暑い・・・。(>_<)

薬剤訪問担当の薬剤師が、汗だくで帰ってきてます。

白衣は風通しが悪く、これからの季節は、「アツイ!!」

しかも、訪問先では、冷房なんて入っていないことも多いですよ。
患者様の生活から見えてくる事は、結構重要なんですね。

これから、室内が30℃を超えるのに、冷房が入っていない環境では何が起こる?

熱中症や脱水症状は特に注意です。

高齢の方ほど、利尿剤などを服していることが多いですから。
おしっこは出るは、水分は摂取しないとなると危険です。
利尿剤を減らす提案を医師にする事もしばしば。

薬剤師は、この様な生活環境と薬と症状も考える事が必要です。

私が、以前行っていた方は夏でもこたつに入ってる方がいました。

医療人の常識は、患者様の非常識を目の当たりにしますね。
思い込みには注意が必要です。

しかし、薬局の車は冷房の効きが悪いなあ。
冷えてきた頃に到着〜ですもの。

汗いっぱいの薬剤師ってかっこいい〜・・・かな。

(富士さん)

2007年12月18日

シリーズ『薬局の小道具』その3

今回の小道具はこれ↓ ズン。

IMG_0531.JPG

さて、これは何でしょうか?
一見するとハサミですね。そう、ハサミです。←そのまんまやなあ(ツッコミがはいりました)
その名は『半錠くん』

ハサミと言うと物を切る道具ですよね。実は、錠剤を半分に割るのに重宝します。
錠剤によっては、柔らかくて割りやすいものや硬くて爪が割れそうなものがあります。
そして、錠剤に割線(真ん中に線)があると比較的割りやすいのです。

しかし、硬いと割れない・・・。その時にはこれを使うとGood。
こんな風に使っています。↓

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パキパキ割って調剤しやすい様に予め半錠を作っています。(割ると薬の効果が不安定になる薬剤は作りません)

時々、薬剤師が『半錠くん!!どこ?・・・どこ?』とアタフタするくらいよく使うのです。

(富士さん)

       

2007年12月05日

シリーズ『薬局の小道具』その2

さて、今回の小道具はこれです。↓
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これは、何にかと言うと、『軟膏しぼり出し』に重宝する優れ物。名前は無いのです。
家庭では、歯磨き粉や絵の具などのしぼり出しに使用されていることでしょう。

まず、軟膏チューブのおしりを黒のギザギザに挟み、横のレバーをローリングさせると
薬がにゅる〜っと出てきます。

薬局では、複数の軟膏を混合する際に、軟膏チューブから無駄なく薬剤を出す必要があります。
しぼり出しを手で力いっぱいしていると、私の場合は深爪してしまう事もしばしば・・・。

しかし、これがあると簡単に出てきますよね。
『にゅう〜』っと軟膏を出すのは結構気持ちいいかも。
今や、100均や画材屋さんで売られいます。しかも、安い!!

ちなみに、医療用として販売されている物(機能は同じ)で何千円、物によってはそれ以上なんです。
視点を変えればこんなにオ・ト・ク。(^m^)

この、小道具の名前はなんだろう?? どなたか知っていますか?

(富士さん)

2007年11月30日

出張から帰ってきました。

去る11月26日に金沢から帰ってきました。
北陸大学の真新しい食堂2Fロビーで就職説明会をしました。

延べ8名の学生さんが来てくれました。京都・大阪・兵庫県の方が多かったです。
薬局見学を希望していた方もいました。
私たちに薬局での活動をもっと知ってもらえるように頑張らないと。

また、行くことになるでしょう。

あ、そうそう。金沢へ行ったら第7ギョウザってあってり、好きなんですよ。
一度寄ってみては・・・。

(富士さん)

2007年11月26日

金沢出張

明日、11月27日(火)12:00〜 北陸大学薬学部にて近畿地協保険薬局合同就職説明会をします。

私は、奈良民医連の代表として参加します。
奈良県出身者の学生さんよろしくお願いします。

昨年も10月に訪問しましたが、施設が充実した大学です。
学内に本当の保険薬局まであるんですよ。

それでは行ってきます。

(富士山)

2007年11月21日

シリーズ『薬局の小道具』その一

一ヶ月ぶりの更新となってしまいました。
さて、今回から薬局の薬剤師が日頃使っている調剤アイテムをご紹介しましょう。

まずは、これ。

名前は『からやぶり』・・・
用途は、PTP包装された薬剤を剥く機械です。あおば薬局では、たくさんの薬がある方や、きっちり飲むことが困難な患者様へは、一包化してお渡ししています。その際に、活躍するのがコレ。

『からやぶり』くんは、見かけは何かに似ていません?
そう・・・。ズバリ『ミシン』です。
時には、500錠位剥く時があるんです。そんな時は短時間で出来てしまうスグレ物です。
しかし、音がうるさい。ガタガタと薬を打ち抜く時に大きな音が発生する難点があり。

私が、この薬局に入って初めて見たときは、『おきてやぶり』やがなぁ〜。と思いましたね。
それから10数年まだまだ現役で活躍中です。

これからも頑張ってください。『おきてやぶり』いや・・・『からやぶり』くん!!

(藤)

2007年10月15日

大成功!!

去る10月13日(土)に就職説明会を開催しました。
当日、土曜日の午後でしたが、17名(昨年11名)が参加してくれました。

14時から始まり、主催者挨拶→奈良民医連の紹介→奈良民医連会長からのメッセージ→病院薬剤師の取り組み紹介→保険薬剤師の取り組み紹介→新人薬剤師からのメッセージ(2人)→懇親会

といった流れでおこないました。
しかーし、いきなりアクシデントが発生・・・・。

藤 :「スライドお願いします」
担当:「・・・」
藤 :「スライドおねがいします?・・・。」 
担 : 「・・・」 

なんと、私の資料が無い事に気づた時には、もう遅い。
「あちゃー、どうすんの?」と頭は真っ白になっていました。

その時脳裏に浮かんだ子供の姿
「でも、そんなの関係ねえ!!」がリピートされました。


気分を切り替えて資料無しで説明しました。
参加者のみなさん。分かりにくい説明ですみませんでした。とほほ・・・。<(_ _)>
他の先生方は、きっちり説明してくださって、形になりました。

懇親会では、参加者の皆さん気軽にお話ができてよかったあ。
「まだ、就職活動していない。」、「病院と保険薬局の薬剤師の違い」、「大学ではどうしてる?」
などなど。
ケーキとコーヒーを食べながら、楽しくできました。

この縁がきっかけで就職を考えてくれたらいいなあ。
あなた達の個性を尊重し、ともに成長しましょう!!

きっと、私たち民医連の薬剤師になったら、「作り上げる楽しみ」「成長してる実感」を身につけられることでしょう。

是非、来春に仲間になれる事を楽しみにお待ちしています。
いつでも、連絡くださいね。

ケーキおいしかったあ。それと、図書カードは3000円でした。
何に使うかは、あなた次第・・・。

画像は後日にアップします。

(藤)

追伸:この場をお借りして、この就職説明会成功に向けてご協力くださった、井戸会長、奈良民医連事務局の皆様、近畿地協の皆様、ポスター作成に関わってくださったスタッフの方々に厚く御礼申し上げます。

2007年04月25日

おまけ

徳島のお土産に『金長まんじゅう』を買って帰ったら
その日のうちに『空っぽ』になりました。

一口もありつけない事もあるくらい、壮絶なお土産争奪バトルがあるとか、ないとか?!

(藤)

2007年04月24日

就職説明会(徳島編 最終話)

さて、翌日の4月21日(土)は、朝7時に目覚めて朝食をサクッと済ましました。
当日参加のメンバーと9時30すぎに徳島駅で合流し、徳島文理大学へ直行しました。

参加メンバーの一人に文理大卒の2年目薬剤師のKさんが来ていたおかげで、とっても広いキャンパス内を縦横無尽に歩き、研究室に案内して貰って、教室の方々にご挨拶できました。

さすが卒業生のKさんは、事前に教室訪問してくれていて、ごあいさつのアポを取ってくれたり、ホワイトボードに『しあわせ薬局にきてください』とさりげなくアピールしてくれてました。

その配慮に『涙がとまらなーい!!』と心の中で合掌してました。

12時から就職説明会が開始になりました。しかし、予想通りとは言え当ブースは、静かなまま・・・。

とっ、その時!! 13時ごろKさんの後輩が来てくれました。

残念ながら、この時私は、食事中でお話できませんでした。とほほ・・。

だけど、一生懸命聞いてくれてたそうです。

その後、時は約2時間が経過し半ば諦めかけていた頃、これまた、Kさんの同級生で院生のOさんが来てくれました。

ここでは、出身地があおば薬局に近いこともあり、一生懸命話しました。

『在宅訪問での服薬指導に力を入れていて・・・・』
『地域に根ざした薬局を目指し・・・・』
『研修制度は、新人研修・中堅研修・幹部研修とあって、薬剤師が望む内容の研修を手作りして・・・』

など、ざーっと一通り説明したら、16時になりタイムアップに。
『もっと話したーい!!』
『きっとまた来るぞ・・・』と決意を秘めて、キャンパスを後に。

それから、17時40分の高速バスに乗って帰りました。明石大橋からみえる神戸の夜景きれいだったー。
クタクタだったけど行って良かった。

来年もきっと行くはず。徳島のファンになりそうだ。

今回出会えた学生さんとは、是非一度、ゆっくり話したいなー。(^_-)
そうだ、手紙を書こう^m^  

薬剤師募集中です。
(藤)

2007年04月23日

就職説明会(徳島編その2)

徳島文理大学就職説明会に行ってきました。

今回は、前日から徳島入りして備えました。
夜の8時頃にJR徳島駅に到着し、チェックインを済まして、早々に食事を取りました。

ホテルの方に教えて貰った居酒屋で徳島地鶏『阿波尾鶏』を食べました。
これがとても美味でした。

中でも、『手羽先ギョウザ』が絶品でした。
『手羽先ギョウザってなんやねん?珍しい』ってだけで注文しました。
出てきた物は、まさに『手羽先』

『うむ?ギョウザいずこへ?』と思いながらも、大口でガブっとかぶりつくと、口中にギョウザの風味が広がりました。

『やられたゾー、ここにギョウザがいたのね・・・これは美味すぎ!!』
なんと、手羽先の皮の中に『ギョウザのあん』が詰まっていました。

そんなこんなで、小一時間はとっても幸せな気分でした。

『よし、明日に備えてもう1軒行こう』という心を抑えてホテルへ帰りました。

やっぱり、代りに働いている薬局の仲間の姿が浮かんでしまいました。(^_^;)

続きは、また今度に

あっそうそう・・・、居酒屋には、『ワニ』『ごまアザラシ』など珍品も数多く見かけました。
さすがに・・・これは・・・ねえ。

(藤)

2007年04月19日

就職説明会に行ってきます。(徳島編)

来る、4月21日(土)に徳島文理大学薬学部の就職説明会へ参加します。
昨年に引き続きのエントリーです。

難波で高速バスを使って徳島まで行きます。途中明石大橋を渡ったりしてプチ旅行と思いきや、いやいや、タイトでハードなスケジュールでクタクタです。

資料や宣伝物やパソコンなど持っていると大変。ましてや、日帰りだと、始発で出発して最終で帰宅みたいなスケジュール。昨年なんか、食事の時間も無かった。

私は、薬剤師ですがこんな事もしながら、新入職員を受け入れるべく努力をしております。
しかし、薬学生さんの関心は、大手チェーン薬局や大手製薬会社に集中します。とほほ・・・。(^_^;)
これは、仕方ない!!と言い聞かせながら長時間ブースにいます。

徳島文理大のみなさん、ぜひ私たちのブースへ立ち寄ってくださいね。薬局名は『奈良ヘルスケアサービス しあわせ薬局』で参加しています。奈良民医連の薬局が一緒に参加しています。

緑色の大きなタペストリーが目印です。(とにかく目立っています)

(藤)

2007年03月19日

やっと保険薬局実務実習終了!!

2月26日から3月16日までの3週間で、3年生薬学生が実務実習に来ていました。
毎年、関西の薬学生さんを受け入れていましたが3週間は初めてでした。

今までは、1〜2週間がほとんどで、今回の受け入れの際には、実習プログラムを立てるのが大変でした。あおば薬局には、指導薬剤師が4名います。そのうちの、管理薬剤師と主任薬剤師がプログラム作成しました。

調剤業務はもちろんですが、今回は保険薬局の薬剤師の地域活動や医薬連携に重点を置きました。
在宅訪問服薬指導からは、いかに『患者様の背景や生活環境や状態を把握し、他の医療機関の職員と連携して取り組むか』をテーマに取り組みました。

地域保険活動では、郵便局での『まちかど健康チェック』に参加し、日頃病院へ通っておられない方の健康チェックや班会を通じて、その地域に関わる医療人としての役割を理解してもらう機会になりました。

服薬指導では、薬剤師が模擬患者になり2つのテーマでロールプレイ形式で行いました。
学生さんにとって薬剤師相手ではやりにくかったと思います。しかし、とっても頑張ってくれました。

まだまだ書ききれませんが、あおば薬局での経験を生かして、人に優しい医療人・薬剤師になってもらえたら嬉しいです。

来年の国家試験がんばれ〜(^_^)v
(藤)

2007年03月06日

就職説明会行ってきました

2月26日(土)14:00〜 大阪梅田の阪急ビルにて
大阪民医連保険薬局グループの就職説明会に参加してきました。

当日は、約30人の薬学生さんが参加されました。
当たり前ですが、いや〜みんな若い!!フレッシュ!!(あんまり書くとますますおやじ化・・・)
真剣な眼差しで話を聞いてくれていました。

私たち、奈良民医連ブースにも1人の薬学生さんが話を聞きに来てくれました。
残念ながら、他県出身なので奈良での就職は難しいみたいでしたが、色々話せて
よかった(^_^)v

次回は、3月10日(土)14時〜 ホテル京阪京都2Fにて、京都民医連就職説明会に出没します。
よろしく(^_-)-☆

あおば薬局では、薬剤師募集してます。興味のある方、ぜひご連絡ください。
薬局1日見学&アルバイトも募集してます。

薬学生のみなさんの学生生活も応援します。

画像の確認


(藤)

2007年02月17日

勉強会開催!

2月17日に2ヶ月に1度開催している、肝臓教室の勉強会を開きました。
残念なことに雨模様でしたが、悪天候の中たくさんのひとが参加してくれました。

この会は、患者さんと近隣の病院の医師・看護師・検査技師・薬剤師が一緒に肝臓病について学ぼうと、活動しています。

今回の内容は「生活習慣病と睡眠について」
肝臓病の話でなぜ睡眠!?と思われるかもしれませんが、肝臓病も脂肪肝になると立派な生活習慣病のひとつ。
食事・運動・睡眠が病気に大きく関わってきます。
そこで今回は最近話題の睡眠時無呼吸症候群や、非アルコール性肝炎についての内容を織り交ぜたお話を聞くことができました。
もらった資料もわかりやすく、肝臓病についてまた違った角度からみることができ、とても勉強になりました。

その後は、恒例のティータイムを楽しみながらの交流会。
なぜか話題は「どうすれば、簡単にやせられるのか!!」になりました。
参加している患者さんはみなさん勉強熱心で、日頃から健康の為に運動もしっかりしている方も多いのですが、それでも体重を減らすのは難しい。なかなか良い対策は浮かびませんでしたが・・・
しかし!つい最近ニュースでやせるホルモンが発見されたという話題もだされ、おなか周りの気になる人にとっては朗報でした。(実用化はなかなかでしょうが・・・・)

いつも気楽な雰囲気でみんなで学びあい、交流を深めています。
どなたでも参加できる会ですので、少しでも興味のある方は是非一度のぞいてみてください。
新しい仲間大歓迎です。

2007年02月02日

急いでいるのよ!!!

ある日、処方箋を持ってAさんが薬局を訪れました。

Aさんには普段から粉の便秘薬をお渡ししています。
「今日はいつもの便秘の薬の量が変わってますね?」
1日2回服用が、1日3回に変更になっていました。

「ええ。先生に頼んで変えて貰ったんです。」
「今までの量だと、調節しにくかったですか?」
(注)便秘薬はその日の体調などにより、飲む量や回数を加減して飲んでもらいます。
「う〜ん 普段は大丈夫なんだけど、1日に3回飲まないとお通じないときがあるのよ。」
「ああ。それで1日3回に変わっているんですね。」
薬袋から薬を取り出し、話を続けようとしたとき。
「あらっ!?いつものと違うじゃないの!」
この薬は、量によって袋の色が違います。今回処方された量が変わっていたために袋の色が変わりました。
そして・・・Aさんの顔色も・・・赤く赤く・・・・
「私はいつもの(量)を3回分でほしかったのよ!!」
と、突然怒り出しました。
「行き違いがあったようですね。すぐ先生に聞きますね。」
「時間がかかるんでしょ!?わたしは急いでいるのよ!そんな待っていられないわ。また来るから、きいといてちょうだい!!」
ふるふる震えて憤怒の表情。
「すぐ返事もらえるようお願いするので。少しだけお時間いただけませんか?」
「急いでちょうだい!!」

取り急ぎ病院に問い合わせ・・・
幸いすぐに返事をいただけました。

「Aさん、お待たせしました。先生に変えていただけましたよ。」
すると、あんなに真っ赤になっていたAさんの顔が・・・
「そう。ありがとう。ごめんなさいねぇ。お手数かけたわねぇ。」
・・・・・うってかわって穏やかな福顔に。
ぺこぺこしながら会計に。そこでもにこにこ
「ありがとうね。お手数かけたわね」
さらに会計のあと、わざわざこちらに戻ってきてニッコリ一言。
「本当にありがとうね」

・・・・・・あのう・・・お急ぎだったのでは・・・・・?

2006年11月17日

薬害イレッサ裁判

11月13日の月曜日に大阪地方裁判所で、
薬害イレッサ西日本訴訟裁判を傍聴に行ってまいりました。
イレッサは、2002年に肺がんの治療薬として販売されました。
しかし販売から3年足らずで600名を越す方が、
その副作用によって命を落とされています。
今回は原告側の証人尋問でしたが、
一体なぜ薬害が繰り返されるのか・・・
日本には承認後も全症例を調査の対象とする
『全例調査』という他国にはないすばらしいものが存在します。
ぜひそれを活かして、患者様のためとなる医療を
国も製薬会社も我々医療従事者も
努めなければいけないと思いました。

2006年10月20日

患者さんのお宅へ薬剤訪問。

こんにちは。
奈良県大和高田市のかたすみにある、あおば薬局です。
つれづれなるままに 日暮らし 薬にむかひて 心にうつりゆく よしなし事を
そこはかとなく(ここがpoint!) 書きつくっていきたいと思い、
“薬剤師のマイニチ” blogをはじめることになりました。

今日は午後から患者さんのお宅へ薬剤訪問へ行ってきました。
くすりの飲み忘れや飲み間違いの多い患者さんなので
前回のくすりがどのくらい残っているか等をチェックします。
『今回はだいたい正しく服用できていましたね』と言いながら、ふと視線をずらすと
ぬりぐすりのチューブがザクザク入ったビニール袋が置いてことに気づきました。
『これ…何?』って伺うと、
「これな、○○さんが“いらんから あげるわ”ってくれてん。肩痛いから塗ってるねん」
『えっ…これ痛み止めじゃなくて、お肌のカサカサをなおして、しっとりさせる薬ですよ』
「え〜、そうなん!? でも痛みマシな気がするわ〜」
『……』
                                    (井)